叙事詩のひろば
春分の日
大物
叙事詩
―《大物》――
ある日 午後のあるお店の中
山積みにされた
おもちゃ売り場で言った
好きなの選んでいいよ
わー かわいいーー
嬉しそうなおねえちゃん
下の弟に
好きなの選んでいいよ
いらん・・・
言葉も満たされない年齢で
本物が分かる??
すごーい
これは将来大物だ
叙事詩家 萬天
京都御園
叙事詩
歩きました
ひろかった御所
誰もいなかった御園
勿論何人かはいたけど・・・
とにかく広くて 空いていて
よかったーー
御所の中のレストランの
和風ランチ おいしかったーー
迎賓館に入る前に
危険物の所持検査を受け
元ブッシュ大統領ご夫妻と
同じ立ち位置で 池を観て
床の間にあった掛け軸の中の
紫式部にもお会いし
黒い髪の毛が
足元よりも長いと知り
室内のどの部屋にも
お香の香りが漂い
不謹慎だと思うけど
広い廊下で 池を観ながら
昼寝がしたくなったのは
心が不浄だからでしょうか?・・・
鬼門を満たして
吉に転じておきました
モザのアフタヌーンティー
ようこそ叙事詩の広場へ
ーー《春が来て》ーー
春が来て
野鳥がやってきた
わたし餌に困ってるんです
なにかありません?
と 鳥がたずねた
鳥にやるエサはないけど・・・
ケーキならあるよ
えーーー? ケーキ?
モザはランチとティーなの
知らなかったのですか?
モザのアフタヌーンティーは
もう少し待ってください
雪がやんで
風が温かくなったら始めますから
わたし鳥なの
ティーじゃないの 欲しいのは
たいへんだね
庭に咲く白いスイセンしかなくて
叙事詩家 萬天
ひたすら
ようこそ叙事詩の広場へ
叙事詩
――《無心 ひたすら》――
無心と書き
「ひたすら」と読んでみた
そして満腹になり
無心(ひたすら) 遊び
そして楽しみ
無心(ひたすら) 働き
そして生活を支え
無心(ひたすら) 歩き
そして辿り着き
無心(ひたすら) 走り
そしてゴールし理解した
無心(ひたすら) 働き
無心(ひたすら) 健康に務め
無心(ひたすら) 祈る
そして
感動の光をみた
叙事詩家 萬天
