日記
春はときめき 220303(木)晴れ
早朝 電話が鳴った
「ミモザ 咲いてますか?」
電話を片手に
窓際に立って 外を眺める
「ごめんさいね」
枝先に黄色い蕾が 肩を寄せ合い
膨らんでいた
あと少し
少しだけ 待ってください
春はときめき
ときめいていますよ
春は目の前 200209(水)晴れ
《春は目の前》
ちかごろ急に
暖かくは ないですか?
外に出たらホンワリ
背中がぬくい
このホンワリ ぼくだけのもの?
ちがうよねこれ みんなのものだよね
ほらほら
庭に降りて来たカラス
一羽 二羽 三羽
あっという間に 庭が黒い色にそまった
あーあ ここには食べ物
なにもないのにー
春は目の前
もうしばらくの しんぼうかな
ヒューマンドラマ 200129(水)晴れ
最近の映画(フランス版)
五年ぐらい前の仏映画の作品ですが、《エール》というのがとても良かったです。
三回ほど繰り返し観て、三度目もやっぱり泣きました。
ヒューマンドラマで、泣いたらいいという訳ではないのは分かっていますが、最後のシーンにはやっぱり泣けた。
そういう映画は、最近少なくなりました。
フランス映画のドラマの特徴は、テーマがヒューマンであり、家族愛を素朴かつ丁寧に描き、かつ映像が美しく、更に音楽がオーケストラで素晴らしいことです。
特に家族やそれぞれの人物の個性などのこだわりは、他の映画と大きく異なるような気がします。
それに監督の名誉に相当する映画の賞などに媚びないシーンは、観ていて爽快です。
『媚びないシーンとはどんなシーンかは、又の機会にしておきます。』
現在、日本の映画館ではフランス映画《エール》のリメイクで、アメリカ版が上映中です。
これはまだ観ていませんが、同様のテーマで米仏映画の違いを感じるいい機会かもしれません。
添付【一筆啓上】 200129(水)
添付【一筆啓上】
「親亀こけたら 子亀こけた」
これは一筆啓上ではなく、ことわざに近い。
再度一筆啓上 「子供泣かすな 馬肥やせ」
時代背景として戦火の中、妻にあてた短い手紙だった訳は、検閲があり余分なことが書けないこと、又緊迫した隊勤務中、時間が無かったこと、留守中最も大事なことを伝えたかったことなどが考えられます。
残した家族は妻と子供と年老いた父母、戦時中につき経済の混乱に伴い食料不足、生計を立てなければならない。畑の耕作は若い嫁が主体となり、重ねて乳児の授乳は欠かすことが出来ない。主人は子供が腹を空かすことは必然な状況に居ることを察しています。
戦地で国を守ることは即ち家族を守ることに他ならないず、経済の混乱と物不足と男手の不足。戦時中と言えどもこの一筆は、家族の痛ましい環境がうかがわれます。
一筆啓上は、風刺でもなく落語でもない、時代背景を如実に表現することを特徴としているのだと思います。
とりあえずご参考まで・・・。
【幸福な時間】 220128(金)晴れ
最近、食品が怖くないですか?
食品表示を見ると、色々な化学添加物が混入されている。
それらの化学添加物は添加物として許可はされているが、
体内の影響につては、深く追求する責任は問われないというのが食品会の現状らしい。
特にハム系の食品は添加物が多く、過食するのが怖くなった。
ハムほどおいしい食品は無い。
ハム系は特に脂質が多いほどおいしい。
なのに最も添加物が多いと知り、食欲は一気に減退してしまった。
食べたいけど食べれない。
こうなっては仕方がない、食べるのを出来るだけ減らそうかな?
多分その我慢は、そう長くは続かないと思う。
市販のパンも同様に添加物が多かった。
そうなると、食べたい食品は出来るだけ自家製にしたらどうだろう?
すべての材料を自家製にするのは不可能だが、朝食や昼食ぐらいは工夫できそうだ。
まず朝食用のパンはパン焼き機で焼いて、昼食は干し魚系や缶詰を利用する。
また、野菜や肉類も産地の確認できる製品を選ぶ。この際に、ベランダや裏庭の僅かな空き地に畑を用意する。
ネギくらいは作れそうだ。
とりあえず、これくらいは出来そうかも知れない。
先日作ったお好み焼きは絶品だった。
まあ、美味しかったというのは、たまたま思い込みが推したのかもしれない。
また朝食用の食パンも素朴な出来だった。
特に外側のこんがり焼けた色が食欲をそそる。
自家製パンの特徴は、昔母親の作ったダンゴのようで、小麦粉の味がほんのり口の中で広がる。
特にバターとお酢入り野菜サンドは一番のおすすめかもしれない。
自慢話ではないが、
昔、フランス旅の途中で立ち寄ったカンヌで食べたバゲット(細長いパン)のサンドイッチを思い出した。
フランスの小麦粉は、秋田のお米と同様、小麦自体が美味しいのだろう。
バターサンドは、その時のサンドイッチを髣髴させてくれたのだ。
その日はほんの半日だが、
幸福な時間に浸ったのだった。