叙事詩のひろば
タンパク質
叙事詩 ーー《タンパク質》ーー
色のない
白んできた空に
けたたましく囀りながら
やってきたモズとジョウビタキ
わがままスズメは
寒くなって
どこかへ行った
野鳥は朝から
庭の芝で虫捜し
ちょんちょん
止まり木
てんてん
枯れ枝あそび
庭の木々は
あちこち低く
見通し良くて
ありがとうなどは
聞いたことないよ
気にしない
こちらこそ
来てくれてありがとう
甘い柿もすきだけど
欲しいのは
タンパク質だよね
誰だい
わたしの食い扶持の虫
摂ったのは・・・
叙事詩家 萬 天
叙事詩 《テレビ壊れた》
こんにちは
ようこそ叙事詩の窓へ
今日も曇りですね?
パッと晴れないのでしょうか?
《テレビ壊れた》
テレビ壊れた
買い換えた
息子に連絡した
息子が言った
「買わなくてもいいのに」
今更って いう意味で
テレビみれないなら
「孫がこまるよ」
て言ったら
「それはそうや」
もしそうなったら
あばれるのだとか・・・
ちょっと
それ
えこひいきじゃないかな
老人は良くなくて
孫はいいのかい?
叙事詩家 萬天
短歌 なごり秋
ようこそ 叙事詩の広場へ
まったく自信はないのですが
短歌のつもりです
なごり雪にちなみ
――《なごり秋》ーー
完熟し
手届く枝に
実る柿
日毎減るゆく
なごり秋かな
叙事詩家 萬天
秋のなごり実
おはようございます。
《叙事詩》の広場です。( 前 散文詩の窓 )
ペンネーム「欄干」 改め
叙事詩家 《萬天》 (よろずてん 通称は”まんてん”でもかまいません) です。
《秋のなごり実》
柿の実が熟して
木の枝の手の届く下の方の実が
少しづつなくなってくる?
そうです
手が届く実は先になくなるのです
一個減り
二個減り
そして柿の木のてっぺんに
実が一つ
秋のなごり実は
雅の古寺の
庇に残した忘れ傘・・・
―――叙事詩家 《萬天》 ―――
「アイスクリーム」]
こんにちは。
復活しました。
「散文詩の窓」改めまして、
《叙事詩》の広場です。
あくまで個人的ですが・・・、
心に残る明言を集めてみました。
以下かかりつけ担当医の明言です。
# 睡眠にエネルギーを使ってはいけません #
夕方眠たくなったも
寝てはいけません
睡眠は
夜に寝るように
努力してくださいね
と言う意味だとか
#売薬買ってください#
風邪がはやる季節になってきた
咳が出始め
風邪予防に備えて
担当医の先生にお願した
「すみませんが
風邪薬もらえませんか?」
「税金どろぼうになります
売薬を買ってください」
たしかにそうかもしれない
#アイスクリーム#
定期健診の受診で
「最近、健康運動を兼ねてプール始めました」
褒めてもらえるかと思いきや
「プールの後にアイスクリームを
食べてはいけません」・・・
折角の努力が
だいなしになるからとのこと・・・
たしかにプールの待合室には
アイスクリームの自動販売機が置いてあった
折角のダイエットが台無しになるとのこと
運動の後のスイーツは
とくにおいしいですよね・・・
ガマン、ガマン。
次は終末介護責任者の明言です。
#バチあたり#
よけいなことをしようとしている
もと父の後期高齢者に対して
介護責任の立場にある
息子の戒めの言葉
「そんなことをしたら、バチ当たるよ!」
老いては息子に従うべし
#嘆きの板挟み#
忙しかったら
「ああしんどい」と嘆き
ヒマだったら
「ああ ひまやどうしよう」
と嘆く老人に
現役むすこがアドバイス
「どちらにしても嘆くんだよね」
高齢者の労働は、
嘆きの板挟み。
介護責任の立場にある息子の返した言葉です。
ペンネーム「欄干」 改めまして
―――叙事詩家 《萬天》 ―――