散文詩の窓
2025-10-22 12:12:00
《我が愛人に》
こんにちは
散文詩の窓へようこそ!
散文詩 《冬布団》
根無し草の秋
どこへ行ったのですか?
暑い日が続き
少々うんざり感もあったのに
寒さが一度にやってきた
多分ですが・・
いい加減にしてくれ。
もう僕の番でしょ?
とか
だれかが言っていたのでは?
昨晩は
ありがたいことに・・・
冬用の敷布団に変えました
ええ そうです
着布団はもう前から冬布団・・・
贅沢と言えば
たしかにそうかもしれません
じつは極度の
さむがりなんです
今日は昨日に引き続き、
ヘルマンヘッセの詩集の紹介です。
下記《太字斜字》 は詩の題名です。
全文を表示すべきでしょうが、
紙上の都合上、
詩節を連歌構成にしました。
斜字太字はヘルマンヘッセの詩辺です。
《我が愛人に》
私の肩に
あなたの重い頭を
よせかけて・・・
涙の甘がなしい
力ないよどみを
・・・味わいなさい
私の髪の上に
その手をのせなさい
私の頭は重い
はてしない夜々
古い恋の喜びの・・・
うつろな夢を
かきぬけた夜々
心休らう折りふしに・・・
青春は
内気なあおざめた客・・・
うめき
私の心を
重くする・・・
私の髪の上に
その手をのせなさい
私の頭は重い・・・
文章構成
散文詩家 欄 干