日記
奈良 キトラ古墳
おはようございます。
今日は、
ブログのネタは、
底をついたまま、
昨日の漢詩の表示の仕方が
よく分からなかったので、
早々に改定版(第一刷)を
出します。
老子の漢詩に
振り仮名を付け、
読みやすくしました。
あくまで
個人的解釈による翻訳の他に、
さらに分かりやすいように、
注釈もつけました。
おそらく・・・、
誰も興味などないと思いつつ・・・。
それでもおそらく
漢字は読めたとしても、
意味不明という点は、
変わらないかと思います。
残念ながら、
このブログは返信の方法は、
システム的に存在していません。
仮に返信システムがあったなら、
この場にて、
叱責を伴う反論が炎上することを
想像しつつ、
解釈の展開を推し進めています。
この場のSNS上での反論手段がなくて・・・、
むしろ良かったーーー!
一段目に原文の全文を表示し、
振り仮名を付けました。
振り仮名についている数字は、読む順番を示しています。
≪老子 道教 体道第一≫改定第一刷
(目前の物体や教義は、すべではない。)
名可名非常名
(言葉は一元的であり、すべてを意味するものではない)
無名天地之始
有名萬物之母
(天地創造においてすべての物体は母体より生まれた)
故常無欲以觀其妙
(ゆえに、つねに無を求め、その妙すなわち絶対世界をみるべし)
妙とは、梵語サットの漢訳。
摩訶不思議、絶対世界にある混沌とした表現不可能な真理の世界。
常有欲以觀其徼
(常に万物を以って探求し、その徼すなわち真実と虚構の境を見極めるべし)
此兩者同出而異名
(これら両者の入口と出口は同じであり、単に名が異なるのである。つまり表裏一体であるという意味。)
同謂之玄玄之又玄
(同様に、これを玄、つまり幽遠即ち微細に入り乱れる世界という)
因みに、玄は古代の神、参考資料として奈良明日香村、高松塚古墳のキトラ古墳の玄武(蛇と亀の神)で描かれている。
衆妙門
(現世のあの世のへの門でもある)
はい、
再びですが、
今回はいかがでしたか?
あくまで個人的な翻訳です。
これで手精いっぱいです。
詳しくは、
関係書籍を参考にしてくださいませ。
これをきっかけに・・・、
秋は紅葉、
歴史の風も吹いています。
奈良明日香村、キトラ古墳の御見学を、
お薦めいたします。
雑文家 盆 拾