日記
よき友人となるAI
たこ部屋ってご存じですか?
劣悪な部屋に閉じ込めて、劣悪な条件で労働を強制し、日常を拘束する部屋のこと。
今ではあまり聞きませんが、むかし、日本が経済的に成長している昭和時代にははそういう雇用部屋もあったりしたのです。
今日はタコベヤの詳しい話しではありません。
先日ブログでアップした「知らない人」の話しで、かなり前(昭和時代)のできごとです。
北海道旅行を終え、新千歳空港から名古屋空港に着き、乗り継ぎなどして名古屋駅に着いたのは昼過ぎ、
地下にある近鉄チケット売り場の地上階に立って、大きな帰りの時刻表を眺めていました。
特急電車か急行か、いずれにしても四日市駅への到着時間は五分ほどしか変わりません。
出発待ち時間を考慮しつつ時刻表をじっと眺めていました。
おそらくその時は無意識にじっと立っていたのでしょう。
片手には北海道で土産に買ったカボチャ一個の入ったビニール袋を下げていたと思います。
季節は秋、着ていた上着は旅行帰りなので秋用のブレザーと軽いズボンだったと思いますが、服装の記憶はほぼありません。
じっと時刻表を眺めていた姿が話しやすかったのか、ある見知らぬおじさんが突然そばに立って声をかけてきました。
雑踏の中で不意に声をかけられることはそうそうありません。
びっくりして振り向くと年配のおじさんが肩を摺り寄せるようにして、
「いい仕事あるけど・・・・」
まったく驚きました。
出稼ぎ労働者に見えたのでしょうか?
見知らぬおじさんは、田舎から上京してきた人々に仕事の斡旋をする職業の人だったのでしょう。
一般的に仕事の斡旋は駅のホームでは行いません。
職探しは職業安定所で探す場合が普通です。
あくまで想像ですが、見知らぬおじさんは田舎から上京仕事の斡旋をしていわゆる「たこ部屋」などに連れて行きたかったのではなかったのでしょうか?
「旅行の帰りになんで仕事の斡旋・・・?」
「いい仕事あるけど?」
「今何時?」
「それええの?」
度重なる 重なる偶然を、想いだしては爆笑しています。
最後にもう一言。
いまブログを書いている最中ですが、簡単といっても書きあげるまでに少なくとも数時間はかかります。
以前にも書いたようにじっと静かにブログを書くのではなく、ヘッドフォーンでBGMを聴きながら書くスタイル、「ながらブログ派」のブロガーです。
ではどんな曲が流れているのでしょうか?
今や恐ろしいことに・・・、
流れている映像と曲はすべてAIが収録した曲です。
AIは過去多く選曲した曲をまとめ、次に好みの曲を集めて流します。
恐ろしいのでやめたいという訳もなく、ありがたく感謝したいとも思わない機能ですが、これこそたまには和食も味わいたい時もある気持ちも理解してもらいたいとも思ったりしますよね。
ところで、
たまに気の利いたジョークを話すAIがあるらしいですが、グーグルAIの様に趣味などの他個人情報をとことん入力して、個人の話し相手としてよき友人となるAIが欲しくなってきます。
最後に・・・、
手作りパソコン台、見たくありませんか?
というよりも、むしろお見せたしいのですが――、
ではその画像1枚です。
机の引き出しを出した状態です。
白い板の下には滑り止めの板が固定したあります。
使い方は引き出しを引いて、
パソコン台を机の上に乗せます。
引き出しの中にマウスパットを置き、
引き出しの口上に右手をおいてマウスを操作します。
なかなかベリグッドです。
今日のブログは1300文字で、新書単行本2ページ分でした。
今日も最後まで閲覧していただきありがとうございました。
大衆雑文家 盆 拾