日記
2022-01-26 22:55:00
エッセイ【テーブルと座卓】 220126(火)晴れ
【テーブルと座卓】
一つの部屋に両方を置いて、使い方を比べてみました。
どちらも便利ですが、同じ家具を長く使用しているとだんだん疲れてくる。
多分身体が硬直するのでしょう。
ゲームや勉強や仕事机の場合、長時間座ることも可能なのに、くつろいでいる時、同じ姿勢でいるのは辛い。
理由はともかく、机と座卓をかわるがわる使えばいいのではないでしょうか?
ところで、先日の出来事です。
「そろそろ、診察を始めて十年になります。今回で診療を打ち切りましょう」
と診断をされた方は、脳外科医の先生でした。
脳内の血管に小さな瘤(血瘤)があって、一年に一回定期検診での診断でした。
十年間、瘤の変化が見られないという理由でした。
確かに十年一区切りと言いますが、喜んでよいのか悪いのか?
「実はこれからが心配なのが脳内血瘤ですよね・・・。」
と先生に言いたかったのですが、
先生の自信ありげな診断に、
「とりあえず様子を・・・」
とか、言われたような気がして、
喉の奥で、言葉が詰まってしまい、そのまま退室したのです。
最近時間があると、向田邦子さんのエッセイ集を読むのが日課になっています。
その内容は、日常的なことが多いのに気づきました。
それでもなにか面白い。
エッッセイは落語とは異なり、内容はおよそ平凡なことが多い。
何気ない日常の平凡な出来事。
それでもってなんだかホットする。
例えば、作品の中にある《父のわび状》、《郵便配達屋さんの交通事故》、《空から降って来た人》、《電車から見たアパートの窓にいたライオン》などなど。
思わず見過ごしてしまうようなことが、実は癒される。
それがエッセイのような気がします。
かと言って、決して【座卓とテーブル】などがエッセイとは言いません。
ただ、単にその真似をしているだけですよ。
あしからずーー。