日記
2025-06-02 15:37:00
燕返し
こんにちは。
麦秋とは、麦が実りの秋みたいに見える?ということで麦秋というのだそうです。
畑は黄金色の麦と、濃緑色の稲と、
天空に広がる青い空と白い雲、川の字に描かれた三本の飛行機雲。
なんて素晴らしいコントラストでしょうか?
麦秋と飛行機雲、六月は梅雨でもありもう初夏です。
「夏来るらし白妙の衣干したる雨の香具山」和歌といってもこれしか知らないのですが、雨が止み風にたなびく白妙と、香具山に光る濃緑色のコントラストが多分重なるのか、ひょっとしたら初夏という季節がその自然の鮮明さで一番好きかもしれません。なぜか惹かれます。
急に話が変わりますが・・・、「燕返し」ってご存じですか? その昔巌流島で武蔵と小次郎が戦ったという物語、あの佐々木小次郎が飛んでいる燕を切ったとかいう刀さばき、つまり袈裟懸けに切ると同時に逆に切り返す技が「燕返し」です。その瞬間をいまから燕に見せてもらいましょう・・・!
水面すれすれの上での宙返り、すごい早技でした。
母親は子育てに追われているように見えました。
野山に桑の実が実りました。まだ完熟していません。もう少し、もう少しだけお待ちくださいと桑の木が言って?いました。いえ、待てません、といって一粒採って口に入れてみました。すっぱー。そうです、酸っぱいのです。野性的な甘酸っぱさと香りが口に広がりました。やはりもう少しだけ待ちましょう。まだ口の中は紫色にはなりませんでした。
今日も最後まで御覧いただきありがとうございました。