日記

2025-04-13 09:26:00

百五十年前のパリの子供達

こんにちはーー。今日の菰野(三重県)は雨・・・。外が暗い。気持ちも暗い? いえ、ぜんぜん暗くもありません。室内にエアコンも電気つけていますから。でも空はやはり暗いのです。雨も小雨ですが降っています。よかったーー、雨が降ってーー。畑に水をやらなくていいし、花もきっと喜んでいると思います。それにしても・・・・・・。

「ひま・・・」誰もおみえになりません。こういう日を釣り人ならなんと言うのですか? 潮が悪いとか聞きますが、ここのところ、ずっとヒマです・・・。

さあ、こんな時にはブログを書きましょう。

今日は、モザ所蔵のアンティーク写真のお話です。

写真の嫌いなお方はには、ごめんなさい。そんなに時間はかからないので、少しだけ耳(ではなくて眼ですが)を傾けていただけませんか?きっと、小さなことですが、いいことあると思いますよ。

1パリ子供2.jpg

さて,これはパリの昔の写真です。時代は日本でいうと江戸末期ごろ、あるいは明治初期ごろでしょうか? 女の子が眺めている橋は「ポンデザール橋」その向こうに見えている岸辺はシテ島で、サント・シャペル教会も見えています。情報量がすごいと思ってお見えのお方も多いかもしれんせんが、そんなことありません。全部グーグルですから。ついさっき、グーグル世界地図で十秒ほどでパリまで行ってきて確かめました。今や世界旅行はほぼ十秒で行けますよね。(それは世界旅行とは言いませんが・・・。)

現在大阪万博が始まっていますが、これは当然見に行きたいですね。聞いたところによると、なんだか予約が難しいそうですが。身体チェックがかなり厳しいのだそうです。簡単な身なりと携帯品(バッグなど)をシンプルにまとめておくのも入場対策としてはいいかもですね。また話がずれますが、以前外国旅行での入国審査がテロ対策のために厳しくて、大変な目にあった思い出がいまだに忘れられません。ご参考まに・・・。

それで、第一回フランス万博の話しに戻します。モニュメントはエッフエル塔でした。ここでクイズです。 初回大阪万博のモニュメントは何でしょうか? また、目玉はなにでしょう? 「ファイナルアンサーー」。 「太陽の塔」と、「月の石」でした。今回の大阪万博の目玉はなんでしょう? 「火星の石!」。本当のところ答えに自信ありませんが。「では、質問です。将来、次回の万博があるとすれば、その目玉は何を期待されますか?」

「はい、火星の水!」「テレホンもオーディアンスもいりませんか? ではファイナルアンサー」

はい、まずまずは普通のお応えですね。もっと驚くような答えはなかったのでしょうか? たとえば火星で作ったたこ焼きとか。水があるとすればたこ焼きも出来るんじゃないでしょうか? 大阪万博いきたいですね~。

2パリ子供3.jpg

それでは写真の話しに戻ります。まず、子供たちの足元を見ます。革靴ですよ。磨いてあるのか光輝いていますね。なんとつまらない情報と思われるかもしれません。この時代の日本の靴は「わらじ」ですよ。ピンとこないかもしれませんので、具体的にその素材を補足しておきます。わらじの材料は麦わらです。昔東海道を三日歩いたら履き換えなければ足の皮がむける?かものわらスリッパです。

半ズボンに靴下(今ではソックスといううですよね)。とてもオシャレですね。一人は長ズボンにブーツはいていません? ブーツの場合、半ズボンではミスマッチになるのですね。私の昭和時代は素足にズック(色付体育館シューズみたいな感じ)でしたね。彼女なんかできるはずもなかったです。

3パリ子供靴.jpg

これは、彼らは板の穴の間から何か覗いているみたいです。なんだと思いますか? なんでもないものだと思いますが、たぶん、セーヌ川の堤防の工事とかじゃないでしょうか? すみません、楽しそうな夢を壊して・・・。

一人だけ片手にキャンバスを持っていますね。彼だけ靴はズックです。これがなんだか分かるお方は間違いなくパリ人かあるいはパリ通のお人です。答えは今はお教えいたしません。いたって普通で夢などはありませんが、おそらく低頭したくなるようなすがすがしい姿だと思います。

他の子たちは革靴でしょう? 靴下の長さがとてもオシャレ! 半ズボンとセットなのでもしかして制服かもしれませんね。多分彼らは学校か課外活動の帰り道だと思います?

パリの子供達でした。

 

著 星野萬天