日記
2025-03-24 23:18:00
車軸の下
すでにお気づきのお方も見えるかもしれません。今日のブログはすでに朝書いていたのですが、実は昨日のブログの分でした。誰もそんなことなど気にしていないと分かっていたのですが、一応毎日書くというルーチンのつもりもあって、夜は今日の分という訳です。つまらないルーチンで申し訳ございません。パソコンの整理をしていたら古いファイルからヘルマン・ヘッセの資料が出てきました。次のような表題がついていました。「車軸の下」ヘルマン・ヘッセ、1877〜1962、独、ノーベル文学賞 高橋健二訳。 これはヘルマン・ヘッセの著書の文節や熟語を切り抜いた資料でした。A4用紙七十ページほどあり、印刷も大変なので一ページ二枚印刷して五十ページほどの冊子になりました。改めて読むとやはり面白い。著書の文脈や文節や熟語などを抽出して書き抜いた文の集合体なので、面白いのはむしろ自然な資料かもしれませんね。この作業は例えれば昆虫採集のようなもので、採集者は大自然の中で昆虫を探すのは時間と手間がかかると思いますが、標本などの成果が見えれば多分楽しい作業ではないでしょうか? ここに書いたような文学の文脈探しは、奇妙といえば確かにそうかもしれませんが、生物研究者さんたちの昆虫採集に似たところがあるかもしれませんね。幸いに時間だけは十分にあります。多分飽きない限り、体調が良ければ今後も続けていくのではないでしょうか? 何らかの形にして残して行きたいと思っています。つたない文を読んでいただきましてありがとうございました。それではまた明日お会いできますようにーーー。
星野萬天