日記

2025-03-21 23:00:00

「陶器の思い出」

 

今日は和風の陶器です。地味な話題で申し訳ありません。華やかさはないですが「わびさび」はあるのです(ワサビではありません)。なにそれ? と思われる方も見えるかもしれませんので一応補足しておきますね。観た感じの趣きや肌に感じる手触りのような感覚でしょうか? 母のやさしさとかそういう具体的に説明のつかない複雑な感情の感覚と言えば何となくわかるかもしれません。実はいつも毎日、今日のブログの話題はどうしようとか思い悩みながら、お風呂の湯舟(ふろおけ)に浸かりながらで天井を眺めていると何となく、もやもやとイメージがわいてくるのです。不思議な現象ですよね。お風呂の湯気のせいでしょうか? いつも軽い感じでブログ書いているとだんだん面倒で理解しがたいうん蓄話、つまり世間的には屁理屈と言われるお話をしたくなるのですが、今日もそういうつまらないお話をしてご迷惑をおかけしないように、エンジンブレーキをかけながら進めていきますね。

 

モザには和風の陶器もあります。

1高山カップ.jpg

この桜模様のカップ、どこかで見られたことはございませんか? 以前高山に旅行に出かけたときに小さなお店で見かけ、気に入って購入しました。お土産というか、今では思い出のカップです。何十年も前のことなのにこのカップを見るたびに高山の町を思い出し、そのお店の番をしていた奥様のお顔もぼんやりと蘇ってきたりするのは何でしょうね。カップを通して時間と時間が繋がっているような気がします。これも陶器の思い出という感傷の「素粒子」の一つかもしれません。

2有田.jpg

これは有田焼のカップですね。なんだか土の照り(輝き)というのか、模様というのか、素朴でカップの温もりを感じます。もっと言えばいつまでも使いたい気持ちになるカップ、もしかしたら一生ものかもしれません。

3和風カップ.jpg

陶器にも遊び心があるのですね。お皿やや大きめのお皿は南天の木で、真ん中のお皿は桜の花と蕾、その隣の皿はスミレ模様です。(モザマダムさんから陶器説明に関する誤記の指摘があり、一部訂正いたしました)朱色と橙と薄紫色の模様がとても繊細で美しいと思います。いつもパリパリと言って申し訳ございませんが、パリのファッションにはありえない日本伝統の色、わびさび色(ワサビ色ではありません)だと思います。 

4唐津土瓶.jpg

今日の最後の陶器は土瓶です。これが一押しの陶器です。この土瓶でぬる燗のお酒を飲むと味が丸くなる?のです。あくまで個人的感想ですが例えるなら大吟醸のまろやかさでしょうか? と言いつつも、昔はともかく今は晩酌していませんが・・・。

 萬天(よろずてん)