日記
【幸福な時間】 220128(金)晴れ
最近、食品が怖くないですか?
食品表示を見ると、色々な化学添加物が混入されている。
それらの化学添加物は添加物として許可はされているが、
体内の影響につては、深く追求する責任は問われないというのが食品会の現状らしい。
特にハム系の食品は添加物が多く、過食するのが怖くなった。
ハムほどおいしい食品は無い。
ハム系は特に脂質が多いほどおいしい。
なのに最も添加物が多いと知り、食欲は一気に減退してしまった。
食べたいけど食べれない。
こうなっては仕方がない、食べるのを出来るだけ減らそうかな?
多分その我慢は、そう長くは続かないと思う。
市販のパンも同様に添加物が多かった。
そうなると、食べたい食品は出来るだけ自家製にしたらどうだろう?
すべての材料を自家製にするのは不可能だが、朝食や昼食ぐらいは工夫できそうだ。
まず朝食用のパンはパン焼き機で焼いて、昼食は干し魚系や缶詰を利用する。
また、野菜や肉類も産地の確認できる製品を選ぶ。この際に、ベランダや裏庭の僅かな空き地に畑を用意する。
ネギくらいは作れそうだ。
とりあえず、これくらいは出来そうかも知れない。
先日作ったお好み焼きは絶品だった。
まあ、美味しかったというのは、たまたま思い込みが推したのかもしれない。
また朝食用の食パンも素朴な出来だった。
特に外側のこんがり焼けた色が食欲をそそる。
自家製パンの特徴は、昔母親の作ったダンゴのようで、小麦粉の味がほんのり口の中で広がる。
特にバターとお酢入り野菜サンドは一番のおすすめかもしれない。
自慢話ではないが、
昔、フランス旅の途中で立ち寄ったカンヌで食べたバゲット(細長いパン)のサンドイッチを思い出した。
フランスの小麦粉は、秋田のお米と同様、小麦自体が美味しいのだろう。
バターサンドは、その時のサンドイッチを髣髴させてくれたのだ。
その日はほんの半日だが、
幸福な時間に浸ったのだった。
エッセイ【テーブルと座卓】 220126(火)晴れ
【テーブルと座卓】
一つの部屋に両方を置いて、使い方を比べてみました。
どちらも便利ですが、同じ家具を長く使用しているとだんだん疲れてくる。
多分身体が硬直するのでしょう。
ゲームや勉強や仕事机の場合、長時間座ることも可能なのに、くつろいでいる時、同じ姿勢でいるのは辛い。
理由はともかく、机と座卓をかわるがわる使えばいいのではないでしょうか?
ところで、先日の出来事です。
「そろそろ、診察を始めて十年になります。今回で診療を打ち切りましょう」
と診断をされた方は、脳外科医の先生でした。
脳内の血管に小さな瘤(血瘤)があって、一年に一回定期検診での診断でした。
十年間、瘤の変化が見られないという理由でした。
確かに十年一区切りと言いますが、喜んでよいのか悪いのか?
「実はこれからが心配なのが脳内血瘤ですよね・・・。」
と先生に言いたかったのですが、
先生の自信ありげな診断に、
「とりあえず様子を・・・」
とか、言われたような気がして、
喉の奥で、言葉が詰まってしまい、そのまま退室したのです。
最近時間があると、向田邦子さんのエッセイ集を読むのが日課になっています。
その内容は、日常的なことが多いのに気づきました。
それでもなにか面白い。
エッッセイは落語とは異なり、内容はおよそ平凡なことが多い。
何気ない日常の平凡な出来事。
それでもってなんだかホットする。
例えば、作品の中にある《父のわび状》、《郵便配達屋さんの交通事故》、《空から降って来た人》、《電車から見たアパートの窓にいたライオン》などなど。
思わず見過ごしてしまうようなことが、実は癒される。
それがエッセイのような気がします。
かと言って、決して【座卓とテーブル】などがエッセイとは言いません。
ただ、単にその真似をしているだけですよ。
あしからずーー。
【ふわりと柵の上】 220125(火)曇り
ある童謡の詩にありました。
『♬~あるきはじめた みよちゃんが おんもにでたいとないている~♬』
外が寒いと、散歩にも出たくなくなることありませんか?
今日はそういう日でした。
家のリフォームは出来ませんが、模様替えは出来るかな?
右端にあった家具を左に移し、
向こうの家具を隣に移動する。
引き出しの上に置いてあったいくつかの小物を、棚に仕舞ったりしていたら、
午前中に、出来ましたー。
模様替え後は、窓際に丸テーブルが来ましたよ。
「うん、なかなかいいぞ・・・」
第一に、窓際なので外の眺めがよくなった。
テーブルの横には、もともとあったソファがある。
疲れたら、そこに寝れるし。
最近九十九歳で他界された小説家の寂聴先生も、晩年にはテーブルで食事をし、疲れたら床で横になられてみえました。
ご飯食べて、椅子で休み、疲れたらテーブルの下で横になる。
究極な省エネの動線です。
もし将来その動線に飽きたら、元に戻せばよくはないでしょうか?
そういえばこの正月、息子たちが持参したドイツのフルーツワインの残りが有りました。
模様替えも終わり、気持ちも新鮮になったところで、そのワインを思い出した。
たまたまあったビターチョコを横に置き、そのワインのコルクの栓を開け、
四角いチョコを一口摘み。
口の中で大まかにかみ砕き、フルーツワインを飲む。
口内でチョコと甘いワインが混ざると、
バッカスチョコに、早変わりーー。
「トローリ~」
あまりにもおいしくて、一粒が二粒、二粒が三粒。
あっという間に五~六個食べてしまった。
ちょっと糖分過剰じゃないかな・・?
幸せと心配とが交差する。
たまにしかないことなので、
「まっ、いいか・・」
と、小さなため息をついてテーブル越しの外を眺める。
ふわりと柵の上に、カラスが降りてきました。
つい、話しかけてやりたくなったのです。
「外には何も食べるものはありませんよー。ごめんなさいね」
「キミねえ~」 200122(土)晴れ
大寒というのに、暖かい日でした。
大寒はやっぱり寒い方が良いような、しかし実際には暖かい方が良いのですが、温い大寒は薄気味悪いかな?
ビシッと冷たい寒気、などというと、寒い地方の方々から叱られれそう。
「キミねえ~」
すみません。軽々しく言いました。
そこで、久しぶりに散歩。
風も出てきたので、今日は風あたりの少ない道を選びました。
この季節の風は木枯らしと言って、北風が多い。
風を避けるなら、北側に丘や小山、南側にそのすそ野に沿って散歩道のある所。
意外に多くはないのです、・・が、
あります!
スタップ細胞はなかなか発見しにくいですが、北、山、南、散歩道。
改めて見回してみるとありますよ。
土手の下、杉林や竹林、意外に北風を遮ることが出来るのでは?
では、今日はモザ庭をアップします。
《冬のナイチンゲール》
いつも見ても綺麗な花です。
棚は手作りです。
《サンダンス》
新入りです。
因みに今読んでいる本は、村上春樹さんの《ダンス ダンス ダンス》なのは偶然かな?
新入りです。コアラが昇れるのはいつでしょうか?
再び、木製の樽は手作りです。
散歩に来た《イシタタキ》
なにか、見詰めているようです。
美味しそうなものが、有ると良いのですが。
大変だった年末からの雪。折れずによく耐えてくれました。
今日の一日は《庭木の冬休み》
でした。
いつ働くの?
【いつ働くの?】 220116(日)晴れ
寒かったり風が強かったり小雨だったりして、外に出たくない日が続いていました。
今日は、風のない穏やかな日。
久し振りの散歩です。
人だけかそうなのかと思っていたら、とんでもない。
小さな虫や野鳥たちも、気持ちは一緒のようです。
すっかり枯れ果てた、春を待つ雑草の上や川面を、忙しく飛び交っていました。
最近雪が降って、数日間地面に残る日もありました。
白い雪の間に、黒い地肌が所々見え隠れする様子は、決して美しくはないのですが、
木の根っこの廻りや地面の温もりは、確実に白い雪を溶かしていく。
目に見えない大地の、熱いエネルギーを感じます。
藤原岳の山頂には、残雪が午後の光に輝いているのです。
三滝川には雪解け水が、名残り水のように流れています。
子供たちが赤くなった小さな手で、小石を投げながら川遊びをしていました。
風のない、穏やかな一日。
「いま働かなくて、いつ働くの?」
野鳥たちもきっと、
そう言いながら、過ごしていることでしょう。