日記

2022-01-25 14:46:00

【ふわりと柵の上】 220125(火)曇り

ある童謡の詩にありました。

『♬~あるきはじめた みよちゃんが おんもにでたいとないている~♬』

 

外が寒いと、散歩にも出たくなくなることありませんか?

今日はそういう日でした。

 

家のリフォームは出来ませんが、模様替えは出来るかな?

右端にあった家具を左に移し、

向こうの家具を隣に移動する。

引き出しの上に置いてあったいくつかの小物を、棚に仕舞ったりしていたら、

午前中に、出来ましたー。

模様替え後は、窓際に丸テーブルが来ましたよ。

「うん、なかなかいいぞ・・・」

第一に、窓際なので外の眺めがよくなった。

テーブルの横には、もともとあったソファがある。

疲れたら、そこに寝れるし。

最近九十九歳で他界された小説家の寂聴先生も、晩年にはテーブルで食事をし、疲れたら床で横になられてみえました。

ご飯食べて、椅子で休み、疲れたらテーブルの下で横になる。

究極な省エネの動線です。

もし将来その動線に飽きたら、元に戻せばよくはないでしょうか?

 

そういえばこの正月、息子たちが持参したドイツのフルーツワインの残りが有りました。

模様替えも終わり、気持ちも新鮮になったところで、そのワインを思い出した。

たまたまあったビターチョコを横に置き、そのワインのコルクの栓を開け、

四角いチョコを一口摘み。

口の中で大まかにかみ砕き、フルーツワインを飲む。

口内でチョコと甘いワインが混ざると、

バッカスチョコに、早変わりーー。

「トローリ~」

あまりにもおいしくて、一粒が二粒、二粒が三粒。

あっという間に五~六個食べてしまった。

ちょっと糖分過剰じゃないかな・・?

幸せと心配とが交差する。

たまにしかないことなので、

「まっ、いいか・・」

と、小さなため息をついてテーブル越しの外を眺める。

 

ふわりと柵の上に、カラスが降りてきました。

つい、話しかけてやりたくなったのです。

「外には何も食べるものはありませんよー。ごめんなさいね」