日記
【ふわりと柵の上】 220125(火)曇り
ある童謡の詩にありました。
『♬~あるきはじめた みよちゃんが おんもにでたいとないている~♬』
外が寒いと、散歩にも出たくなくなることありませんか?
今日はそういう日でした。
家のリフォームは出来ませんが、模様替えは出来るかな?
右端にあった家具を左に移し、
向こうの家具を隣に移動する。
引き出しの上に置いてあったいくつかの小物を、棚に仕舞ったりしていたら、
午前中に、出来ましたー。
模様替え後は、窓際に丸テーブルが来ましたよ。
「うん、なかなかいいぞ・・・」
第一に、窓際なので外の眺めがよくなった。
テーブルの横には、もともとあったソファがある。
疲れたら、そこに寝れるし。
最近九十九歳で他界された小説家の寂聴先生も、晩年にはテーブルで食事をし、疲れたら床で横になられてみえました。
ご飯食べて、椅子で休み、疲れたらテーブルの下で横になる。
究極な省エネの動線です。
もし将来その動線に飽きたら、元に戻せばよくはないでしょうか?
そういえばこの正月、息子たちが持参したドイツのフルーツワインの残りが有りました。
模様替えも終わり、気持ちも新鮮になったところで、そのワインを思い出した。
たまたまあったビターチョコを横に置き、そのワインのコルクの栓を開け、
四角いチョコを一口摘み。
口の中で大まかにかみ砕き、フルーツワインを飲む。
口内でチョコと甘いワインが混ざると、
バッカスチョコに、早変わりーー。
「トローリ~」
あまりにもおいしくて、一粒が二粒、二粒が三粒。
あっという間に五~六個食べてしまった。
ちょっと糖分過剰じゃないかな・・?
幸せと心配とが交差する。
たまにしかないことなので、
「まっ、いいか・・」
と、小さなため息をついてテーブル越しの外を眺める。
ふわりと柵の上に、カラスが降りてきました。
つい、話しかけてやりたくなったのです。
「外には何も食べるものはありませんよー。ごめんなさいね」