日記
2025-06-11 00:30:00
止まり木
こんばんは。
今日は雨が降ってくれました。雨が降り、喜ぶ人と喜ばない人がいるのは当然です。昨日は雨が降ると髪が乱れ悲しむ女性がいると知り改めて同情して心を痛め、天気になると子育てしている野鳥が喜ぶ姿に感動したりしています。
雨の降る日は餌の調達が大変なのか、天気の時よりも休む時間も長くなるようです。
この木はミモザで、過去に降った冬の豪雪で枯れてしまい、枝を切り払い幹だけを残しました。本来枯れた木は根もとから切り撤去するのが一般的ですが、ここではあえて途中三本の幹を残しました。幹を水平にそろえて切り、切断面から腐蝕しないように防水テープが巻いてあります。この高さで切ったのは、野鳥が止まりやすいような高さです。これより低いと猛禽類からの被害が受けやすく、これより高いと枝が細く不安定になり、鳥の止まり木に不向きになります。止まり木は安全で見晴らしがよいこと、他の野鳥の襲撃の備え、巣の見張りがしやすいこと、休みやすいように水平で平な広さがあることが条件です。
燕は安全な枝と認めてくれ、普段からよく止まってくれています。
そうして欲しいと願って作った止まり木が気に入ってもらえ、誰かのために役に立った気がして喜んでいます。(つまらないことを、と思われる人々も相当おみえになることも事実でしょう。しかしたとえば孫のために仕立てたおもちゃを孫が喜んだという経験を持って見える人は、この気持ちは共有できると思いますが無理でしょうか・・・?)